2018年1月2日火曜日

お正月の読書

数年前まで、よく投資関係の本を読んでいました。昔「夏休みの読書」と題するブログも書きましたが、最近は、投資関係の本はほとんど読んでいません。名著は読み尽くしたのかもしれません。

最近読んだ本では、すでに述べたように、タレブの「反脆弱性」は酷かった。また、山崎元氏が解説を書いているので注目された「マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について
も中身は期待はずれ。解説は良かったですが。

投資の本より、投資周辺の本の方が面白い。最近読んだ本では、下記がおすすめ。

1と2は、現在の日本の問題点を的確に指摘しています。3は、医師には既知の内容ですが、これから医師になろうとしている人や、一般の方には有益な本でしょう。「代表性」や「アンカリング」などの言葉が出てきて、行動ファイナンスの本かと思うぐらいです。医学と投資の類似性を改めて感じました。普段からこのような訓練をしている臨床医は、投資においても有利だと思います。

4と5は、当事者は大変だったと思いますが、面白いドラマです。
  1. 知の鎖国
  2. 規制の虜
  3. 医者は現場でどう考えるか
  4. 東芝の悲劇
  5. 神になりたかった男